2011年1月12日水曜日

清潔で真面目なルーシー













手持ちの仕事がやっと全部片付いたので、弾丸のように家を飛び出る。

この連休には田舎へ出かけて野菜を買い、西堀栄三郎の偉業を学び、中之島でピザを食べてからルーシー・リー展を観た。ルーシー・リーという人は、 明らかにお婆さんになってからの方が魅力的だ。例えが悪いが、その点は森光子と似ている。そして彼女の創り出した作品は、どれも作者に似て清潔でかわいらしく、すっきりとしたフォルム内での上品なこだわりと冒険にまず魅了される。それと同時に、来る日も来る日もろくろや作業台の前で、真面目に器づくりに励んできた職人根性にも強い感銘を受けるのだ。

今年も仕事がんばろう。