2013年8月21日水曜日

堂島リバービエンナーレ2013「Little Water」




今年のお盆は1日休んだだけで、あとは普段通り仕事し、KAKi作品展の準備をしたり、夜はビール片手にAppleTVで映画を観たりした。

15日のオフ日を待って、午前中から閉幕間際の堂島リバービエンナーレ2013「Little Water」に出かけ、たっぷりとしたスペースで各国のアーティストの作品に触れた。

一番感銘を受けたのが、石田尚志の「海の壁」。それからユェン・グァンミンの「消えゆく風景-経過II」とウィリアム・ケントリッジの「潮汐表」。とにかくクオリティが高い。

ところでこの、「水の意味を問う」ことをテーマにつけられた「Little Water」というタイトルについて、どこにも説明されていなかったことが少し気になった。そのまま訳すと「ほとんど無いにひとしい水」、あるいは「小さな、かわいらしい水」となる。実際、ウォッカはロシア語で「little water」を意味する。「このステキな水」「魔法の水」のような感じか。

その晩、自分達もジョッキいっぱいの泡立つ「little water」を手に、水の意味を問うた。