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2013年1月22日火曜日

天ぷら油の謎



 

この週末はh design worksさんの新居にお呼ばれし、心の篭ったおいしい手料理とお酒と会話を堪能した。落ち着いた、きれいな御宅で、壁にかかっている絵もいかにも彼女らしく、シックで趣味がいい。

このメンバーで飲むのも今回が5回目とあって、こちらがガールズトークで盛り上がっていると、あちらでもボーイズ(オタク)トークが延々と続いていた。

ところで少し前から自分の住むマンションの裏の溝に、こんな↑注意書きが貼られている。マンションの住民、あるいは近隣に住む誰かが、わざわざここまで来て天ぷら油を捨てているということだろうか?大家さんも大家さんで、なぜそれが他の液体ではなく、天ぷら油だと分かったのだろう?

「天ぷら油を台所の流しに流すと環境に悪い。だから外のドブに捨てよう」

まさかそんな理由ではないと思うが、この世には様々な考えがあり、それに従って行動する様々な人がいる。そして多くの場合、自分は正しいことをしていると思っているのだ。

2013年1月3日木曜日

願いごと




あけましておめでとうございます。

本日仕事始め。年末から4日半ほどの休みだと、それほどブランクを感じずに済む。というか、むしろ休みの方があれやこれやと忙しく、ようやく仕事に戻って一息つくことができた。

不思議なもので、年が変わるとともに、昨年を省みる気分もきれいさっぱり拭い去られ、考えることといえば、年始のあいさつや、これからの一年をどうしようとか来週からのスケジュール。そういう頭の自動切り替えを毎年いそいそと、まことしやかにやっている。

始めた理由はもう忘れてしまったが、十数年前から年始に願いごとを黄色い紙に書き出し、机の前に貼っておくようになった。叶うものもあれば、叶わないものももちろんある。一つ気を付けている点は、矛盾した願いごとをしないこと。矛盾している限り、それはまず叶わないことがうすうす分かってきた。

矛盾しないようにするには、自分の本当の望みを知り、それ以外は捨て去るぐらいの覚悟が必要なのだけれど、本当の望みが何なのかを教えてくれるのは、これまで経験してきた様々な「望まないこと」だったりするわけで、そう考えると人生なかなかよくできていると思う。

KAKiブログも更新しました↓ 
http://kaki-apple.blogspot.jp/
 

Linocut by Robert Gillmor

2012年11月20日火曜日

So happy birthday



 

昨夜は最近お世話になっているコーディネーターのUさんと北浜で打ち合わせ。KAKi作品を見て声をかけてくださって以来、色々な企画をご提案いただいている、貴重な人である。

その前日は軽く仕事をしてからアンティークショップ「Muse Antiques」さんで作品入れ替えをし、ルシ夫がグループ展に参加した心斎橋のフォトギャラリー「壹燈舎」での打ち上げに紛れ込み、その後近くの料理屋で二人の誕生月を祝った。 

その前々日は京都・西陣のおばんざいや「空まめ」さんでh design worksさんとランチし、作品を入れ替え、空まめさんに作品をお買い上げいただいたばかりか差し入れまで頂戴した後、叡電で一乗寺へ。駅近くの「むしやしない」というかわいらしいケーキ屋さんを教えてもらい、この店の名物で15,000円も近くするケーキ鍋、「むしやしなべ」に目が釘付けになった。

写真↑はその日h design worksさんからいただいた誕生日祝いの指輪。お友達でガラス作家のInoya Makikoさんにオーダーしてつくってもらったとのこと。お二人のセンスに感服しつつ、それから毎日つけている。

h design works/interior design:
http://hdesignworks.sub.jp/ 

Inoya Makiko:
http://inoyamakiko.com/ 

むしやしない:  
http://www.648471.com/

2012年10月15日月曜日

マイ・ライト・ハンド




先日、編集者兼ライターの二村志保氏と天満橋でランチをいただきながら、仕事と健康という二大テーマについて語り合った(恋愛と美についてはほとんど話題にならなかった)。

健康面において今一番自分を悩ませているもの、それは右手首の痛みである。「手根管症候群」とも呼ばれるこの症状、原因ははっきりし過ぎるほどはっきりしている:

いい加減、手を酷使するのをやめなさい!(他が原因でなる場合も多いのでご注意。)

二村氏も笑っていたが、朝から晩までPCのキーを叩き、それが終わったら猛烈な勢いで野菜を刻み、余暇はアクセサリーをせっせと作っている。先週末は実家においてあるピアノを数時間も弾いた。筋トレと称してウェイトを持ち上げるわ、腕立て伏せはするわ、自分が手なら、とっくの昔に反乱を起こしているだろう。

特にアクセサリーは、最近ブログを更新していないからといって、もう早飽きたんだろうなどと思わないでいただきたい。この間ひたすら新シリーズの商品開発に取り組んでいたのだ(KAKiブログ参照:http://kaki-apple.blogspot.jp/)。

手が動かなくなったら、生活のすべてにおいて待ったなしに困る。とりあえず、今晩から手を使うのを控えよう。用事のある方はできるだけメールではなく、電話をください。

2012年8月16日木曜日

魚肉ソーセージの呪い



Fish Sausage Man











 





昔から魚肉ソーセージというものが苦手だった。かまぼこのような練りものなのに一見ウィンナーという、訳の分からない位置づけ。空腹であればそれなりに美味しいが、そうでない時は平凡すぎて見向きもしない。 

しかも、どうやって開けろというのか。見よ、この取りつく島のない、厳しく完結したデザインを。どこにも開封口はなく、そこに導くヒントさえ見当たらない。これを給食に出された日には、どんなに育ちのいい子どもでも野生児のように丸ごと口にくわえこみ、先端を犬歯か奥歯に挟んでぎりぎりと捻じり切るしかなかった。この蛮行によって、私たちの歯の健康は大きく損なわれた(かもしれない)。


 


消費者団体からの強い批判を受け(たかもしれない)、いつの頃からか、先端近くに小さな開封用のテープが貼られるようになった。私は喜んだ。これでやっと魚肉ソーセージ開封という苦行から解放される。 

成人した私は、「奥歯ぎりぎり捻じり切り」による自己のイメージダウンを嫌い、もっぱらキッチンばさみを使用するようになっていた。中央の縦線を残して先端を切り、それを指に挟んでつつーっと下まで、いわばバナナの皮を剥くような要領で。

もとはと言えば、この縦線が問題なのだ。この強靭な接合部は、素手では決して破れないばかりか、ひどい場合は中身まで巻き込み、ぐちゃぐちゃになったりぽっきり折れることもしばしば。最初からキッチンばさみですぱっと縦に切り込んだ方が早いのだ。ただ、「手軽なおやつ」にここまで手間暇をかけていいのだろうか、という疑問が罪悪感となり、心をじわじわと蝕んでいく。

平成以降の新デザインによって、魚肉ソーセージは真の「手軽なおやつ」となり得るか。私は期待に胸を膨らませながら、小さな赤いテープをぐいと引っ張った。テープは簡単に取れた。

・・・・・・・・・
・・・で?

見るとテープの下には、小さな横の切り込みがあるばかり。この切り込みを、一体どうしろと?

しばらくしてから、私はよろよろとキッチンばさみを取りに行った。

p.s. 誰か魚肉ソーセージのいい開封方法を知っていたら教えてください。

2012年6月14日木曜日

Muse Antiques



 

先月末、自宅から歩いて10分ほどの大通りに素敵なアンティーク・ショップがオープンした。それだけでも十分いい話なのだけれど、自分にとってはさらに喜ばしいことに、ここでKAKiのアクセサリーを販売してもらえることになった。


店内の様子


魅力的な家具やインテリアが並ぶ
 

たまたま前を通りかかって中に入り、美しいマダムの説明を聞いていたら、あれよあれよという間に話がまとまったという、まるで奇跡のような展開。その夜、「KAKiの作品を置いてくれる店がもう一つ見つかりますように」と書いて貼っていた紙切れを外した(こういう紙切れがあと3枚机の前に貼ってある)。


用意してくださったスペース


それで早速作品を持っていくと、マダムのご主人をご紹介いただき、和気あいあいとした雰囲気の中で展示や販売方法などについて話せた。

気さくでおしゃれな金銅(こんどう)ご夫妻。店に置いてあるアンティーク家具や小物は、どれも上質なのに驚くほど良心的な値がついている。自分もイギリス製のアンティーク・レースを買い、自宅のリビングに飾った。これからが楽しみだ。
 

Muse Antiques:
大阪府枚方市楠葉朝日2-12-5
Tel: 072-850-9203
http://www.muse-ant.com

2012年6月3日日曜日

Classic FM




















翻訳する時以外、部屋にいる間は大体ラジオでクラシックを聴いている。お気に入りのステーションは、iPhoneアプリの英国「Classic FM」。選曲が好みなのもあるが、解説や途中のニュース、CMを聴いて、英語のヒアリング力を維持したいという下心もある。

時差のせいで、こちらがそろそろリラックスする頃に「それでは今日も元気よく一日を始めましょー♪」と威勢のいいマーチなんかがかかるのが少々難だが、全体的にイージー・リスニングなのであまり問題にならない(リスナーにお年寄りが多いせいか)。女王関連イベントのニュースが多いのもお国柄である。

このClassic FM、最近やたらと日産とホンダとレクサスとタキヤのCMが入るのだが、これはたまたまなのだろうか?英国のクラシック音楽愛好家には日本製品びいきが多いなんて話、聞いたことないが、そういう関連付けをしたくなるほど日本製品が宣伝されるのが不思議だ。

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2012年5月15日火曜日

百万篇さんの手づくり市










 











今日は午前中からh design worksさんに連れられ、京都・百万篇さんの手づくり市に出かけてきた。

あいにくの天気だったが、多数の店を見物し、買い食いし、ブツも色々ゲットできてよかった。オウムの絵が描かれた布製カバンと箸とコースターを買った。 オーガニック系の店で、体の中をきれいにするという「梅醤番茶」も飲んでみた。その名の通り、梅と醤油と番茶をいっしょくたにしたような味がした。

今日は全く仕事をしなかった。今週はそれほど忙しくないからとナメてかかっていたら後でひどいことになるだろう。

そろそろベランダのスミレのプランターを植え替えようと思っていて、家中をプランターから取ってきたスミレで飾り立てている。次は何を植えようかな。ゴーヤ?それとも?

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2012年3月12日月曜日

シマ巡り















 



朝8時からみっちり仕事をすると、夕方になる前に頭が使いものにならなくなる。それをいいことに、さっさと机を離れ、買い物袋を手にシマの巡回へ。まだまだ外は明るく、近所の人々が惚けたような表情で歩いている。さて、今日は何を買おうか。 

自分のシマは一応静かな住宅街にあるが、もとは旧京街道に続く由緒ある商店街とあって、何歩も行かないうちにスーパー、花屋、パン屋、肉屋、豆腐屋、布団屋、床屋、薬屋、喫茶店、たこ焼き屋などが軒を連ねている。道路をわたった先にはわりと本格的な園芸屋もあり、いつかリヤカー持参でごっそり買いつけるのが夢だ。 

他に気に入っているのがパン屋と花屋で、スーパーの食料品に加え、まだ温かいパンを丸ごと1本(3斤)と季節の花々で両手をいっぱいにして家に戻ると、いかにも収穫あったという気がして心もいっぱいになる。 

そんなふうにして、こないだ花屋で収穫物を探していたら、ふとデジャブにとらわれた。小さい頃も同じようなことをやっていたな。学校帰りに友達と、駄菓子屋で、本屋で、文房具屋で。

あの頃の自分と今の自分、まったく変わっていない気もするし、完全に別人のような気もする。これまで色んなことがあったが、すべて一瞬にして起こったのではないかと思える時がある。

2012年1月31日火曜日

アフリカから来た木


















 


昨年の引っ越し祝いにもらったドラセナ、別名“幸福の木”が最近何だか元気がないと思っていたら、突然枯れてきた。こないだまであんなに濃い緑色だったのに、大きな葉がどんどん色あせていく。
 

「幸福の木が枯れる=不幸」。すわ、日頃の行いが悪かったか、いや他に原因がありそうだ、とネットで調べたら、どうもここのところの寒波にやられたようだ。いかにも南方産らしい植物なので、日に当てようと冬でも時々外に出したり、夜間冷えるガラス窓のそばに置いていたのがかえってよくなかった。室温が5℃を下回ると凍傷にかかるらしい。
 

すぐに暖房のきいた仕事部屋に避難させた。それから枯れかけた葉っぱを切り落とし、お古のフリース・ジャケットで防寒(ちょっと変だけど)。
 

以来、ドラセナと私は一日の大半を一緒に過ごしている。その横では高原産の「姫」が夏とはうってかわって元気よく葉を広げている。お前たちも色々と大変だなあ。

2011年12月20日火曜日

年始の抱負


来年はちょっと変わったことをやってみようと思い、さしあたりお気に入りのブティックに年始の福袋を予約してきた。かなり遅めの「福袋デビュー」である。

福袋を前の年から予約しなくてはならないことにも驚いたが、年明けとともにデパートの中の人波をかきわけて福袋を取りに行くという、その行為がすさまじい。くれぐれも目を吊り上げたり他人をこづいたりせず、愛と平和のうちに福(服)を手に入れて帰ってこようと思う。

'Retro Kitchen' screenprint by Patrick Edgeley

2011年12月12日月曜日

月も全部食べた

















この週末は豪華な客人3名。もてなしをはるかに上回る手土産で、我が家の冷蔵庫と酒蔵はぱんぱんに膨れ上がった。

ほそる月
見上げて笑う
まるい面

今夜はなんば花月の招待券もらったので初吉本。お笑い芸人をじかに目にするのは、30年近く前に心斎橋アメ村で笑福亭鶴瓶を見かけて以来のことだ。当時、こっちもぶらぶらしていたけれど、向こうもまだ結構ぶらぶらしていそうな雰囲気だった。

2011年12月8日木曜日

冬紅葉















 
今年は小さい秋を逃したので、大きい冬を愉しもう。 

写真はマンションの庭の紅葉。
明日はもっと凍えた風情になりそうだ。

2011年11月28日月曜日

ネギ畑とお姫様




















うちのベランダには葱専用のプランターがある。「ネギ畑」と呼んでいる。

市販の葱を買ってきた際に根っこの部分を多めに切り落とし、水を吸わせた後にプランターの土に挿しておく。2週間ぐらいで20cmほど伸びるのを「収穫」。

 








大胆な挿し方の例



もちろん大した量は獲れない。収穫した僅かな葱を自分の味噌汁などに入れて喜んでいる。

室内には別のプランターがある。この春に買い求めたのだけれど、暑さに極端に弱く、西日の当たる部屋に置いておけない。とはいえ、日陰に置きっぱなしにすると生気がなくなる。その加減が難しく、夏の間一日中家のあちこちに移動させて大変だった:
 

「姫っ、大丈夫でござるか?!」
姫は早くも昼過ぎから暑気にやられてぐったりしている。すぐに霧吹きで水を吹きかけ、涼しい北側の仕事部屋に連れて行く。しばらく机に向かった後に振り返ると、先のうなだれようが嘘のようにしゃんとしている。


お姫様はデリケートであると同時に非常に分かりやすかったりもする。

2011年11月14日月曜日

ビリーと犬




















最近、朝の筋トレ中にぼーっとしたり音楽に聴き入ってしまったりして運動がおろそかになりがちだったので、iPhoneのエクササイズ・アプリを使うようになった。

設定すると「ワン、ツー、ワン、ツー」という男性のかけ声を入れることができ、これに合わせて体を動かせば気が散漫にならずに済む。

「ワン、ツー」の発音がいかにもアメリカ人ぽく、何となく「ビリーズ・ブートキャンプ」をやっているような雰囲気なのだけれど、あまりに発声に気合が入っているため、最初の「ワン」が犬が吠えているように聞こえる。

犬:「わんっ」

ビリー:「トゥー」

犬:「わんっ」

ビリー:「トゥー」

右側にビリー、左に犬。

そのようにして、今朝も彼らのシゴキを受けた。

2011年11月9日水曜日

絵画教室に通う

















企画書の草案と添削が終わり、今日はこれから友人のh design worksさんとランチしに出かける。

そのランチ場所の近くにある絵画教室に通おうと、昨日見学に行ってきた。中に入れてもらうと、絵の具や粘土の匂いが懐かしかった。絵の先生は、さばさばした感じの魅力的な同年代女性。


最近何かやろうと思うたびに同年代の女性に出会うことが多いが、これはおそらく自分がいわゆる「中堅」になったせいだろうと思う。仕事や生活現場で一番動いている年代ってことね。  

焼き魚のおいしい季節になった。焼いた後の臭いと後片付けの手間を考えて、今度「魚焼きパック」というのを使ってみよう。  

Linocut: 'Two Mackerel' by Richard Bawden

2011年11月6日日曜日

花と虫


私はベランダ―である。

私は花や草木を愛す。虫とは普段、距離を置いている。

数日前、お気に入りの花の葉に小さな虫がついていることに気付いた。
気味が悪く、触る気にならなかった。
怖々と水をスプレーし、虫を洗い落とした。

今朝、葉の様子を見に行った。
小さな虫が、まだ少しついていた。
今度は水をスプレーすると同時に、素手で虫を払い落とした。
他の葉も一枚一枚チェックした。

虫への恐怖感など二の次。
花がかわいいからできることなのだと思った。

虫にはうちの花は諦めてもらいたい。