2011年2月1日火曜日

スカイラーキング / XTC















十数年もの間、私にとってもこのアルバムがベスト・オブ・XTCだった。でも最近になって、トッド・ラングレンの存在が、なぜか急にうっとおしくなってきた。XTCの背中にのしかかる、巨大なおんぶお化けみたいに聞こえ始めたのだ。

もともとラングレンの放つ妖気は尋常ではなかった。初期のあの呪詛のようなサウンド。XTCもラングレンに催眠術をかけられ、身体半分乗っ取られてアルバム作りしていた可能性が大きい。

やはりXTCは、ラングレン抜きで行きたい・・・という時は『English Settlement』をどうぞ。