2012年3月21日水曜日

二次元の花瓶:豊田市美術館

















 








久しぶりに休暇を取ってささやかな旅行に出かけた。行先は地方の美術館と料理旅館(こういう宿泊施設のカテゴリーがあることを初めて知った)。帰りに雪の残る白川郷にも寄った。

地方の美術館のすばらしいところ、それは何と言っても人の少なさ。運がよければ、これに上質の展示内容が加わる(入館料が問題になることは少ない)。 

今回訪れた愛知県豊田市美術館は、そのさらに上をいっていた。メイン、サブ、常設、室内および野外オブジェ、レストラン、ミュージアムショップ、すべてにおいてレベルが高く、はっきり言ってその辺の美術館の3倍は楽しめた。 

こんなに楽しかったのは金沢21世紀美術館以来かもしれない。いい美術館で過ごす楽しくも静謐なひとときは、瞑想がうまくいっている時のようだ。

写真はミュージアムショップで買ったオモシログッズ。プラスチック袋の中に水をそそぐと花瓶になる。色違いで2枚入り。