2011年11月18日金曜日

第四の波



ここのところしばらく論文訳が続いていたが、昨日「身近なエコ」をテーマにしたレアな案件が入ってきて興味をそそられている。

エコロジーといえば、一時、「ワールドウォッチ研究所」創設者のレスター・ブラウンの著書を読んだり、来日時に講演を聴きに行ったりしていた。当時、彼が提唱していた「エコ・エコロジー」(検索しようと「エコエコ」と入力すると「エコエコアザラク」と予測変換される)の基本的アイディアには色々と影響を受けた。

同時期に影響を受けたのが、トフラー夫妻のあまりにも有名な著書『第三の波』。「第一の波」は農耕社会、「第二の波」は産業社会、そして「第三の波」として情報化社会が訪れた後、世界はどうなるか、我々はどこへ行こうとしているのか、というのを1980年に予言的に分析したもの。

もうすでに「第四の波」が来ているという仮説を展開したダニエル・ピンクという人の『ハイ・コンセプト』を読んでみたいのだけれど、訳者が大前研一で、しかも「新しいことを考え出す人の時代――富を約束する6つの感性の磨き方」というサブタイトルまでついていて、何か違う、と二の足を踏んでいる。


レスター・ブラウン: 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3 
アルビン・トフラー: 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC